40歳から薬学博士を目指す薬剤師のブログ

へっぽこ社会人大学院生の日々の記録です。

社会人大学院生とお酒

お酒と時間と私

お酒が好きである。

毎日アルコール度数9%のお酒をだいたい350~500mL飲んでしまう。

仕事終わりの解放感からついつい缶を開けてしまう。

開けずにはいられない。  ………いや、大丈夫か(-_-;)

 

「大丈夫か」と思うのはなんとなく「お酒=悪いこと」と感じているからだろう。

 

どう悪いのか。

 

 

そこで改めてお酒について考えてみたいと思う。

 

まず「コスト」について。

自分の飲酒コストは1日約150円くらいだろうか。

 

そしてお酒を飲むと眠くなる。

寝つく時間は飲まない時に比べて1時間くらい短くなる。

 

1か月にすると…

経済的コスト= 150円×30日 =4500円

時間コスト= 1時間×30日 =30時間

 

1年にすると…

経済的コスト =4500円×12か月 =54000円

時間コスト =30時間×12か月 =360時間 =15日

 

お酒飲むと楽しい気分にはなるけど

 

年間に5万円2週間なくしている。

 お酒による損失……。

 

時間の損失は「仕事+大学院生活」を送る身としては真剣に考えないといけない。

 

 

 

お酒は体によくない?

あとは健康。

 

40歳ということもあり最近 健康の大事さを考えることが多くなった。

仕事をすること、子供と遊ぶこと、その他なんでもほとんどのことが「健康」の上に成り立っている。「健康第一」という言葉が身に染みてくる40歳。

 

健康という線の上で最悪の転帰は「死亡」ということになる。

また、自分で思うように動けない「要介護」のような状態も家族がいる者の転帰としては避けたいところ。

「死亡」や「要介護」は遠い世界のような気がしていたが40歳ともなると近づいてきたなという感じもする。どうにかしてその時が来るのをを先に伸ばしたい。

 

そう考えたときにお酒はどうだろうか。

 

e-ヘルスネットというサイトで飲酒と健康についてのページでは

www.e-healthnet.mhlw.go.jp

「既存の疫学研究から、飲酒量と健康リスクとの関係は様々なパターンをとることが示唆されています。高血圧や脳出血は正比例関係を示すといわれていますが、非飲酒者に比べて少量飲酒者のリスクがむしろ低く、飲酒量が増えればリスクが高くなるというJカーブパターンをとるものもあります。総死亡数・虚血性心疾患・脳梗塞2型糖尿病などでこのような関係が認められており、飲酒の健康面での利点とされています。」

 

と、されている。

全く飲まないよりちょっとは飲んだ方がいいんじゃない?という結果。でもやはり飲みすぎは健康によくない。

死亡はもとより、虚血性心疾患、脳梗塞あたりは疾患イベントとしては余生に大きな影響を与える疾患なので避けたいところ……。なるほど。

 

 

また、2018年には健康上のリスクを最小限にするのは「週に飲酒量0gのグループだった」という論文がLancetに掲載された。

pubmed.ncbi.nlm.nih.gov

 

……やはり健康にお酒はよくなさそう。

 

健康の損失は家族との時間、仕事、大学院生活、どれにとっても第一に避けなければいけない。

今まで以上にリスクマネジメントは必要かー。

 

お酒と時間と健康。考えるとお酒はやめた方がよさそう……。 寂しいけど。