40歳から薬学博士を目指す薬剤師のブログ

へっぽこ社会人大学院生の日々の記録です。

英論文初心者の英語勉強

入試が終わった後

 入学試験も無事終わり、合格通知は届いた。

 

 

 

とりあえず一段落。

 

ここから入学まで半年くらいある。

 

 

大学院生活はどんなものになるのかまだよくわからないが

 とにかく英語を読む必要はあるだろう。

 

最先端の情報は英語で発信されている。

おそらくどの分野でも。医療分野でも例外ではない。

 

まず英語で発信されるので、一次情報は英語のものが当然多い。

 

日本語は世界的にはマイナー言語なので情報収集のときにやはり不足が出てしまう。

 

情報量: 英語 >>> 日本語   である。

 

英語という壁は避けては通れない。

 

 

とはいえ現在はテクノロジーの進歩によって翻訳ツールも精度が上がっている。

代表的な無料ツールはやはりGoogle翻訳

実際、英語論文を読むときにかなりお世話になっている。

 

こうしたテクノロジーは確実に年々進歩しているので、今後も英語の壁は低くなっていくだろう。

 

今のところGoogle翻訳に頼りっきりレベル。それだと困るのが「読むスピード問題」。

 

今後、「いかに時間を確保するか?」というテーマと戦わなければならないので

時間を短縮できるものはできるようになっておきたい。

 

というわけで英語を勉強してみよう。

 

 

どうやって勉強するか?

普段使う翻訳ツールはGoogle 翻訳ライフサイエンス辞書

 

Google翻訳は文章を読むときに使っている。

スマホでも簡単に使えるのでよく利用している。

 

ライフサイエンス辞書は単語を調べるときに使っている。

「多数の学術テキストを計量的に解析したデータを基に作成している生命科学領域の電子辞書」のようだ。

 

主にこの2つで論文を読んだり勉強している。

 

自分のレベルで英論文を読むと、わからない単語が一つでもあると意味が分からなくなるので少しずつわからない単語を少なくするために英単語を勉強をすることにした。

 

どの英単語を覚えるかは、興味のある領域の論文に使われているものの中でわからないものを調べるという方法をとった。

 

①毎日、論文のアブストラクト1つ以上を読む  

②その中で分からない単語を3つ以上調べる

 という手順である。

 

 

論文のピックアップはEvidenceAlerts を利用している。
www.evidencealerts.com

 

EvidenceAlertsは 自分の興味のある領域を選ぶと

その領域の注目論文をピックアップして定期的にメールしてくれるDynamedが運営している サービスである。

 

英語のサイトなのでちょっとハードルが高かったけど

Google先生を使えばほとんど苦にならない。

 

このブログがものすごく参考になった。

kuroyaku.tokyo

 

 

これで読む論文は、ほぼ毎日自動でメールされてくる。

 

それで論文を読んでわからない単語は調べるけど、もうなかなか覚えられない。

 

そこで単語帳代わりに無料アプリのreminDOを使っている。

remindo.co

 

これはエビングハウスの忘却曲線に基づいて忘れそうなタイミングで登録した項目(英単語など)を通知してくれるリマインダーアプリである。

iphone版とweb版がありAndroid版はない。

 

わからなかった単語を毎日3つ登録することにしている。

これを日々繰り返すと復習もシステマティックにできて覚えられそうである。

 

 

 

EvidenceAlerts、reminDOなどを使ったこの方法だと15~20分くらいで論文のアブストラクトを読んで単語の勉強もできる。

 

短時間でも毎日やることに意味がある。

昔はできなかったけど、今は隙間時間しかないのでコツコツやっていくしかない。

 

頑張ってみよう。

 

 

追加)

2020年3月よりDeepL翻訳が日本語にも対応となった。

これ使ってみたけどすごすぎる。google翻訳よりも日本語が自然。

言語の壁がまたひとつ小さくなった、という感じ。