40歳から薬学博士を目指す薬剤師のブログ

へっぽこ社会人大学院生の日々の記録です。

オンライン授業が始まった

新型コロナウイルスのおかげで世界は変わった

新型コロナウイルス。このウイルスの出現で世界は大分変わった。

今までこんなに世界が同時に変わったと感じることはなかった。

 

特に変わったことが、外出したり集まったりすることをしづらくなったことだろう。

いわゆる3密回避。

 

そのことでいろいろ影響を受けているところはあるだろうけど、特に飲食店は軒並みテイクアウトを始めるようになった。 

 

仕事もできるところはテレワーク、web会議システム。

病院はほぼテレワークはできないけど、会議自体がほとんどなくなった。

おかげで早く帰れる。

 

だいたいの会議は時間だけがとられてあまり意味がないことが多いので、これはよかった。

 

 

大学ではオンライン授業が始まった。

 

授業といっても大学院生の場合、受け身で講義を聴くだけというものはほとんどなくて(たぶん)、

論文紹介やそのディスカッションなど双方向で送発信をすることが多く、受講者も少人数なので、学生の中でも特にオンライン向きかもしれない。

 

オンライン授業はとにかく通学という無駄な時間がとられなくていい。

ネット環境さえあれば学校に行かなくて済む。社会人にとってこれは大きなメリット。

大学院生活でよく考えるのは時間の大切さ。ほんと痛感する。

働く時間、家事する時間、寝る時間。

 

子供も学校が休みで外出自粛中なので毎日家にいる。

一人の時間なんてほとんどない。

 

その合間での大学院の時間。とにかく時間が限られている。

論文読むのもなかなか進まない(言い訳)。

 

そんな中、通学時間がなくなるのは助かる。

 

授業の機能としても対面でやるのと比べて遜色がない、と思う。

 

通信トラブルさえなければ、PowerPointのプレゼンをするのと同じ感覚で授業はできる。それぞれのPC画面を共有できるので資料も相互で見せ合うこともできる。

 

 

オンラインの感想

かくして第1回オンライン講義は始まった。

講義の詳細は省くけど、初めてながらオンライン講義を受講して感じたことを書いてみる。ちなみに数名(5名以下)でgoogle meetを使用した。

 

①参加者は演者以外もweb会議システムの使い方、機能を予習しておく必要がある

これは初回だけ。

やってみて痛感したが、予習は絶対。あらかじめ機能を一通り試しておきたいところ。

参加の仕方、画面表示の仕方、音声のオンオフの仕方、PC画面の共有の仕方など。

 

やり方がわからなかった時は、参加者全員の時間をかなり浪費してしまう。

実際あったが、トラブルがあるとかなりあたふたしてしまう。

 

②開始時間にゆとりをもって準備する

時間はちゃんとする。

当たり前だけど対面ではないのでなんとなく緊張感が薄れてしまう気がする。

 

PCなど機器の準備も自分でするので余裕を持つ必要がある。

 

……ただ開始前の数分は参加だけでも謎の緊張感が出現してくる。 

 

③相槌のタイミングが難しい

どうでもよさそうだけど今回はカメラを使わなかったのでなんらかの”聞いてるよアピール”がないと演者も話しづらいのではないかという気がする。

演者にとって対面のときでも参加者の頷く動作があるだけでもかなり話しやすくなるが(個人の感想です)、顔も見えない状況だとちゃんと言葉の相槌があったほうがいい。それが話を遮る形になっても、あった方が自分なら嬉しい。

とはいえ表情が見えないのでタイミングは非常に難しい。

 

④受講場所、時間の確保 

自宅で受講するとなると音声の問題でその時間は家族と同じ部屋というわけにはいかないので場所を確保しなければならない。

あとその時間は片手間で受講はできないので、他の家のことはできないということを家族にも合意を得ておかないといけない。家にいるとその辺の線引きが曖昧になる可能性があるのでそこははっきりしておく必要がある。

一人暮らしなら何も問題はない。

 

 

 

 という感じだろうか。

最初は多少とまどいはあるが、移動時間の節約になるし、かなり便利。

コロナが落ち着いたらオンライン会議、講義は少なくなると思うけど、

選択肢としてはいろんな場面で上位には置いておいて欲しい。

 

オンライン万歳!